スタッフブログ 2021.01.10
ひもろぎの高根沢です。
プランをつくることについて、書こうと思います。
プランをつくるにあたって、とても重要なことが以下の3つだと考えています。
1.敷地の条件
2.住む人の要望
3.設計者の提案
この3つについて、お話しします。
1.敷地の条件
お施主さんが住むことになる家は、当然ながらどこかの土地に建てることになります。
この土地は、一つとして同じものはありません。
土地の形、方位、道路の位置、隣地の状況、日差しの入り方、風の入り方などなど…
この敷地を読み解くことが、プラン作成において重要なことです。
その土地にフィットしたプランをつくる…
同じ土地がひとつとしてないならば、プランもひとつとして同じものができあがらないということ。
2.住む人の要望
当然ながら、住む人の要望に沿ってプランはあるべきだと思います。
プランをするときは、ヒアリングを行います。
住む人の家族構成や生活スタイル、将来どういう家族構成に変化していくか、趣味は?物量は?
とてもたくさんのことをお聞きしてプランします。
私の頭の中で、住む人たちの朝起きてから夜寝るまでが想像できるようになるまで細かく知っていきます。
そうすると、つくっていくプランの中で、住む人たちがどう行動していくのかわかってきます。
プラン作成中、私の頭の中は取捨選択の連続です。どれを活かしてどれを削除するのか、最善な方法は他にはないか…とっても悩んだとき、住む人の生活を想像して、それを判断材料にすることができます。
3.設計者の提案
違った視点からの提案。ご要望されるのであれば、おもしろい提案。
プロの視点からの提案は必ず住まいを楽しく、使いやすく、豊かにすると思います。
プランをすると、住む人の要望がかなえられないときがやはり多々、あります。
予算があまりない、敷地の条件が厳しい、広い部屋が取れない…
そんなとき、私のこれまでの経験からじゃあ、こしたらどうでしょう!ということを提案します。
おもしろいこと考えてください、と言われたら、よろこんでやります!
長々と書きましたが、この3つが良いプランをつくる要素だと思っています。
1つでも欠けてしまうと、ダメなんです。
お施主さんが一生住むことになるであろう住まいは、絶対に失敗できません。
住まいをつくる作業はとても楽しく、いつも重い責任を感じています。
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