スタッフブログ 2022.02.18
ひもろぎの高根沢です。
今回は、無垢床のお手入れ…へこみや傷の直し方についてご紹介します。
よく、無垢の床はお手入れが大変…などという記事を見ますが、意外とそうではありません。ほっといても大丈夫です。
木には、針葉樹系と広葉樹系の種類があり、一般的にスギ、ヒノキなどの針葉樹は比較的やわらかい床板になります。ナラ、タモなどの広葉樹は硬い床板です。
上の写真の床板はスギの無垢板で厚みが30㎜あります。一般的な合板や積層板などのフローリングは15㎜くらいが普通です。
こんな感じで、重いものを落とすと床がへこんでしまったりします。一般的な合板のフローリングは、床がへこんでしまうと復活することはないのですが、無垢床の場合は、このへこみを直す方法があります。
水気を含んだ布を敷いて、
その上からアイロンで押し当てると、
へこみがなくなりました。
比べてみるとわかりやすいですね。
このように無垢床はへこみを直すことができるのです。
すばらしい。
この写真の床はサクラという樹種でこれも無垢板です。15㎜の厚みがあります。サクラは広葉樹系で硬い木で傷は比較的付きにくいものなのですが、もし下の写真のように傷がついてしまった場合もアイロンを当てれば傷が目立たなくなります。
上の写真はアイロンを当てた後です。傷が目立たなくなりました。
水蒸気によって木の細胞がプクッと復活します!
木は生きている…ということですね。
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